線路陥没とはなぜ起きる?[総武快速線]原因と理由は?復旧見込みは?

総武快速線の新小岩駅~市川駅間で10月5日、線路が陥没し運転を見合わせいるとの情報が入りました。

総武快速線で線路が陥没

10月5日午後4時ころ、総武快速線の新小岩駅~市川駅間で線路が陥没しているのが見つかったということです。 この線路陥没の影響で、総武快速線は東京駅~千葉駅の上下線で運転を見合わせています。運転再開は午後6時半ころを見込んでいます。運転再開見込は大幅に前後する可能性もあります。 スポンサーリンク

線路陥没とは?原因は?

そもそも、線路陥没とはどういう状況なのか?ご存知ですか?私も詳しくはわからなかったので、調べてみました。 電車が走る線路の下、つまりは地中には多くの管が通っています。その埋まっている管が経年劣化で強度に耐えられなくなり管に穴が空いてしまい、そこから水が噴き出して路盤を形成している土砂が流れだし、路盤が陥没し、その上にある線路が陥没してしますのが線路陥没の原因だと言われています。また、管のひび割れから水が噴き出すのは、大雨があったりした時に多く見られる事から、今回線路陥没したのは、先日起こった台風24号(チャーミー)のせいであるのは間違いなさそうです・・・ 線路陥没

塩害も線路陥没の原因?

塩害も線路陥没の原因の1つだと言われています。台風24号(チャーミー)の発生以降、各沿線の電線で火花がショートし、電車が走らないという事例がたくさん発生してますよね?これらの原因は「塩害」が原因だと言われています。

塩害とは?

塩害(えんがい)とは高潮による海水の浸入や、塩分を多量に含む風、あるいは、干魃(かんばつ)などで土壌中の塩分濃度が高まることで起こる災害。植物が枯れたり、送電線の絶縁不良による事故が起きたりすることをいいます。台風24号(チャーミー)が発生し、海の近い地域では海水が電線に付着しました。その海水に含まれている塩分が日が立ってから、また雨が振った際、電線の中を流れている電流を、電線から漏電してしまうので、火花が発生し、結果的に電線をダメにしてしまっているのです。

線路陥没の復旧方法は?

まず、破損してしまった管の補修を行い水がもれないようにします。その上で細かく砕いた土石を埋めて、元の状態に戻し、線路を敷き直すという大変な作業だそうです。 スポンサーリンク

総武快速線の復旧見込みは?

今現在も担当係員が総力を上げて現場で作業を行っています。まだ、いつ頃直るという見通しはついてはいませんが 、本日中には直して明日には運転再開できる形に持っていく計画のようです。本日、総武快速線を使って移動を考えられてる方は、電車以外のタクシーやバスなど、他の交通手段を取られたほうが良さそうです・・・ まとめ 台風24号(チャーミー)は上陸時だけでなく、後遺症とも言える大きな爪痕を残していきました。現状は、電車の使用する電線の被害が目立っていますが、住宅地周辺の電線もショートし火が出るという可能性もゼロではありません。お住まいの近くの状況にも注意を払ったほうが良いかも知れません。 また、今すぐ総武快速線を使用しないという方も、いざという時のために、電車以外のバスやタクシーでの移動手段についても確認しておいてください。その方が、災害時に役に立つと思います。 [colwrap] [col2]スポンサーリンク [/col2] [col2] [/col2]

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