2018年10月のあたま頃にAmazonからこんなメールが届きました。
「お知らせ: 購入者の商品レビューポリシー」という題名です。なんだろう?と開いたら、なにやら商品レビューに関する内容でした。私の周りでは、このメールがすでに届いてる人もいれば、そんなの来てないよっていう人もいるので、注意喚起を含めてご紹介したいと思います。
購入者の商品レビューポリシーについてAmazonからのお知らせ
以下、Amazonから届いた内容のメールです。
ーここからー
購入者の商品レビューポリシー
カスタマーレビューは顧客満足度を高めるうえで非常に重要です。購入者はこれらのレビューを使って、商品について詳しく知り、自分のニーズに合うかどうかを評価し、十分な情報に基づいて購入を決定します。カスタマーレビューにより、商品に対する購入者の感想、商品のどの機能または特徴を購入者が気に入っているか、どんな部分を改善すべきかを把握できます。またレビューによって、出品者が商品を改善するのに役立つ情報を知ることができます。購入者と出品者がカスタマーレビューの利点を享受し続けるには、商品の顧客満足度を真正に反映し続ける必要があります。
Amazonには、カスタマーレビューの信頼性の保護を目的とする特定のポリシーがあります。これらのポリシーを遵守し、Amazonの規約違反に気づいた場合は報告してください。以下のリンクから、Amazonポリシーのページをご覧いただけます。Amazonのポリシーでは、カスタマーレビューのいかなる違反に対しても例外を認めません。カスタマーレビューの意図的な操作が検知された場合、Amazonが直ちに取るアクションには以下が含まれますが、これに限定されません。
Amazon出品権限の迅速かつ永久的な取り下げ、および売上金の支払い留保。
すべての商品のレビューの削除、および今後のレビューや評価の受信制限。
Amazon出品からの永久的な削除。
出品者に対する法的手段(訴訟、および民事ならびに刑事事件執行当局への照会など)。
出品者の名前およびその他関連情報の公開。
Amazonカスタマーレビューポリシーを十分に確認し、違反行為を直ちに是正するよう強く推奨いたします。これらのポリシーについて、連携するビジネスパートナー、従業員、およびサードパーティのパートナーを教育することは重要です。出品者の自覚や同意がないとしても、ビジネスパートナー、従業員、またはサードパーティの機関による違反に対して強制措置が取られます。
カスタマーレビューポリシーの違反には以下のアクションが含まれますが、これに限定されません。
出品者が自社商品または競合他社の商品にレビューを投稿すること。
謝礼、割引、商品の無料提供、その他の報酬と引き換えに、サードパーティに自社商品または競合他社の商品のレビューを依頼すること。これには、カスタマーレビュー、ウェブサイト、またはソーシャルメディアグループを販売するサービスの使用が含まれます。
購入者がレビューを書いた後に返金または補てんの提供を行うこと(Amazon以外の支払い方法での補てんを含む)。これは、Amazonのマーケットプレイス・メッセージ管理を通して、またはサードパーティのサービス、ウェブサイト、ソーシャルメディアのグループを使って購入者と直接連絡を取って行われる場合があります。
サードパーティサービスを使って、レビューに関連した無料または割引価格の商品を提供すること(出品者がレビューを監視できるように、Amazonで公開されているプロフィールに登録するよう購入者に要求するレビュークラブなど)。
出品者の家族や従業員が、出品者の商品や競合他社の商品のレビューを投稿すること。
出品者がレビューの変更または削除を依頼すること。返金または他の報酬と引き換えにレビューを依頼する可能性もあります。
肯定的なレビューはAmazonに送信されるようにし、否定的なレビューは出品者、または別のフィードバックシステムに誘導すること。
総合レビューを使ってレビューを操作し、商品の星の数を獲得することを目的として、商品間のバリエーション関係を作ること。
肯定的なAmazonレビューの依頼、またはレビューと引き換えのインセンティブを梱包または通い箱に挿入すること。
購入者のアカウントを使って競合他社の商品のレビューを投稿、または変更すること。
注: ここでいう「出品者」とは出品者の従業員、およびサードパーティのパートナーすべてが含まれます。
ーここまでー
購入者の商品レビューポリシーについての要点
んー長いですね・・・
要するに
サクラレビューとかを依頼したりすると出品者はアカウントを永久に停止されたり、支払いを止められます。
今までのレビューしてもらった内容は、全て削除されます。
今後一切、Amazonで永久に出品出来ません。
法的手段にのっとって違反者を訴えます。
というところでしょうか・・・アナウンスしている文章に[永久]という文言が入っているところなんか、Amazonの強い意志を感じますね・・・しかも、違反者の名前などその他関連情報を公開って怖いですね・・・今まで個人的に購入したものとかも晒されてしまったら、震えが止まりません・・・
購入者の商品レビューポリシーの厳格化の理由は?
最近、Amazonではやらせレビューが非常に問題となっています。Amazonのカスタマーレビュー欄にはAmazonで購入した人がレビューしたものについては、必ず「アマゾンで購入」と表記されています
以前はこの「Amazonで購入」マークがついていれば信憑性は高かったのですが、今現在は報酬を払ってレビューを書いてもらうという詐欺が横行しています。本当に購入したい人にとって、まったく当てにならないヤラセレビューがたくさん書いてあるのが非常に問題となっているのが、今回の商品レビューポリシーの厳格化につながったと思われます。
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さくらレビューの見分けかたは?
なんだよ!レビューを見てもぜんぜん意味ないじゃん!と文句をいいたくもなりますが、そんな中でもAmazonサクラレビューの見分け方もあります。あくまでも限りなくサクラレビューっぽいという判断しか出来ないのですが、その判断基準を照会します。
●販売開始から1か月も経過してないのに、カスタマーレビューが30件以上で、☆5や☆4など高評価しかついていない。
●レビューをしている人の名前が、ニックネームなどでなく日本人名(山田太郎など)
●レビューしている文章が、誤字脱字が多かったり、文章の脈略が変である
●レビューした人の名前をクリックすると、その人が過去にレビューしてきた商品が出てくるので、それをチェックする(サクラレビューの人は2,3個しかレビューしていないことが多い)
以上のパターンが限りなくサクラレビューの時に当てはまる内容です。サクラレビューされている商品を販売しているのは、だいたいが中国製の相場より安い商品で、それをレビューしているのもだいたいが中国の方だと思われます。レビューを参考にしなければ良いじゃんっていう極端な意見もありますが、上に上げた点などを気を付けてレビューを参考にすれば、大丈夫だとは個人的に思います。
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さくらレビューのバイトは危険?
ここまでは、商品購入時のさくらレビューについて書いてきましたが、サクラビューのアルバイトについても照会したいと思います。
現在、フェイスブックなどではAmazonレビューで検索を掛けると山ほどのグループが出てきます。こちらのグループに入会すると、商品を買ってレビューを書いてください。そうしたら、商品代金を返金しますよという取引を紹介されます。これは実質無料で商品が貰えるので、たくさんの日本人の方も取引されています。これが、サクラレビューを完璧に見分けられない理由でもありますね。中国の人が片言でレビューを書いていれば、なんか嘘くさいなぁと一発で見分けが付きますが、ちゃんとした日本人がレビューを書いていると違和感なく信用してしまいますよね?こういった取引をアルバイト感覚で行っている人があまりにも多いので、今回のようなレビューポリシーの厳罰化に関係していると思われます。
で、サクラレビューを過去にやったことあるよ、という方もいらっしゃると思いますが、今までは良かったかも知れませんが、今後はやめておいたほうが絶対に良いでしょう。今回のレビューポリシーの厳罰のメッセージには、名前その他関連情報も公開すると明記していますので、依頼者側だけでなく、実行した側にも被害が来るとも受け取れます。どうしても続けたいという方以外は、あまりにもリスクが大きいのでサクラレビューを書くのはやめておいたほうが懸命でしょう。また、ネットで口コミ代行と検索するとたくさんの依頼も出てきますが、今後のことを考えると避けたほうが良いのは間違い有りません。
まとめ
今回はAmazonサクラレビューへの厳罰化について紹介をさせていただきました。今現在、各メディアでも取り上げられるくらい、この問題は深刻化となっています。見せしめとして、絶対に吊るし上げられる人はいると思いますから、この記事を読んでいる方は、そっち側に入らないよう充分にご注意ください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます
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