角界では、現役を引退した横綱・稀勢の里が話題になっています。16日、東京・両国国技館内の相撲教習所で、師匠・田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)とともに引退会見に臨みました。
この日の不戦敗で、横綱在位12場所の通算成績は36勝36敗97休。番付最高位として期待に応えられなかったが、19年ぶりに誕生した日本出身横綱として「いい環境、歓声の中で相撲を取れたことは、力士として幸せなことでした」と会見で言っていました。
横綱・稀勢の里が引退
19年ぶりに誕生した日本出身横綱「稀勢の里」ですが、横綱在位12場所の通算成績は36勝36敗97休という成績でした・・・
怪我に苦しんだ横綱、引退会見での「怪我をする前の状態には戻ることが出来なかった」という言葉から、非常にくやしい気持ちを感じましたね・・・
怪我をしないように相撲を取ったら、「やる気あるのか!?」とかクレームを言われそうですし、全力で相撲を取らないと、真剣勝負に勝てる訳有りませんものね・・・
本当に相撲をはじめとして、格闘技というものは難しいものだなぁと、つくづく思います・・・(-ω-;)ウーン
横綱は休場中も給料は出るの?
ところで、稀勢の里関は、横綱在位12場所の通算成績は36勝36敗97休という成績だったので、横綱になってから、休場している期間の方が長かったのですが、そのあいだの給料はどうなっているのでしょうか・・・?(´Д`;;´Д`)?
普通の会社員だと、有給を持っている人であれば、休んでいるその期間に当てられると思いますが(まぁ普通の会社・・であればですが・・・)横綱はどうなるのか気になるところですよね!?
調べたところ、休場中であっても、給与はしっかりと支払われます!!ただ、給料は貰えますが、給金や懸賞金、優勝賞金などは一切入りません。これは当たり前ですね!!
(給金とは、勝負に勝つと貰える賞金のようなものです。優勝賞金は、当然ですが、優勝した時に貰える賞金ですね)
給料は出ますが、給金は出ないので、仕方ないとは言え、その期間、大幅な収入減となります。付け人の手当などは横綱自身が支払うわけですから・・・
横綱・大関その他関取の給料はいくら?
公益財団法人である協会の寄附行為施行細則には、番付ごとの月給の数字が記されているそうです。
手当を含めたその額は下記内容となります!!
「横綱282万円」
「大関234万7000円」
「三役169万3000円」
「平幕130万円9000円」
「十両103万円」
その他に、2か月に一度ある本場所のたびに、力士には過去の成績に応じた「力士報奨金」が支払われます。報奨金は勝ち星や優勝回数、金星の数によって細かく規定され、好成績を積み重ねれば、どんどん加算されていく仕組みとなっています。
関取以上になるとだいぶ収入が増えますね!!
上の金額は月額ですからね!!
夢が有ります!!(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
幕下以下には場所手当(およそ7万円)や巡業手当が出るのみで基本給はゼロだそうです。
十両以上が「関取」と呼ばれますが、みんな少しでも上のクラスを命がけで目指すのですね!!
横綱の退職金はいくら?
十両以上の力士、つまりは「関取」が引退したときに退職すると退職金が支給されます。
名称は「力士養老金」と言います。
当然、地位によって、力士養老金の額は変わってきます。
高い役職のほうが退職金を高く貰えるのは当たり前ですもんね・・・
「横綱1500万円」
「大関1000万円」
「三役763万円」
「平幕763万円」
「十両475万円」
横綱の稀勢の里の力士養老金は、1,500万円ということですね。
それ以外にも「勤続加算金」というものが与えられます。
「勤続加算金」、各地位ごとに在籍場所数を規定の金額に掛けて算出します。
地位 基準額
横綱 50万円
大関 40万円
三段 25万円
平幕 20万円〜15万円
十両 15万円
「勤続加算金」は出場した場所に応じて支払われるわけですから、稀勢の里は他の歴代横綱より支給金額は少なくなってしまうということになりますね。
稀勢の里の退職金は概算で1億円はくだらないだろうと言われています。まだまだ若い年齢ですから、この金額と同じ退職金を得ることは、他の職業では、たいてい出来ないでしょうね・・・
まとめ
今回は横綱は休業中も給与は支給されるのか?というテーマについて調査してみました!!結果、休場していても支払われるということがわかりました。
しかし、休場していても出ていくお金は、それなりにあるわけですし、好きで休場している横綱は誰一人いないと思うのですが・・・
みなさん、怪我を顧みず必死に稽古を行って、土俵の上で戦っているわけですから・・・
そういったところにも目をやって、力士のみなさんを応援していければ思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます!
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